1989年、25団体968人で設立した神奈川ワーカーズ・コレクティブ連合会は、2004年3月末日現在212団体に増え、メンバー数も約6000人となりました。地域に必要とされるサービスやモノづくりの業種も20種に広がり、ワーカーズ・コレクティブの総事業高は約47億円(2002年度)を超え、神奈川県内の働き場の創出や地域活性化に寄与する実績となりました。
ワーカーズ・コレクティブが日本で初めて、この神奈川の地に誕生して21年、元気な女性たちがしなやかに先行モデルとして、いくばくかの「人・モノ・金・時間」を拠出し、雇用されないもう一つの働き方にチャレンジし続けたことから、地域に有用な事業として信頼も高まり大きく広がってきました。
一方、市民社会の成熟と共に地域社会ではリストラ、失業、野宿生活、DV、自殺、虐待、犯罪など増加の一途にあります。このような状況下で、日本社会は請負型の産業資本によるモノづくり優先社会から、参加と責任を伴った市民資本による、ヒューマンサポートを重視したバランスあるノーマライゼーション社会への転換が求められています。地域社会が抱える課題に気づき、対策を考え、たすけあい・支えあいながら粘り強く実践し、解決レベルを高め、かつコストを抑える非営利の市民事業が社会貢献できるシステム形成が、不可欠となりました。
特定非営利活動法人 神奈川ワーカーズ・コレクティブ連合会(*)は、地域の生活者が抱える問題解決にむけた自治体・行政区への政策提言、現行の法制度のつくり・かえを進め、税金によらない市民によるパブリックづくりの拡充を主な機能とする組織として、その使命達成をめざします。
*2006年5月の総会にて名称の変更を決定、同年8月より「特定非営利活動法人 ワーカーズ・コレクティブ協会」となりました。
2004年5月25日

